キャラクターデザインと四種の塗り分け

 22, 2010 12:25
ギャルゲ塗り
今回はキャラクターデザインと塗り分けについて。
塗りは大きく分けて水彩、アニメ、厚塗りの三つですが、混合させて塗る事で様々な柄を表現できるようになる。背景を厚塗り、キャラをアニメ塗りにすればテレビアニメのようになり、アニメ塗りと水彩の中間でキャラを塗るとこのようなギャルゲ塗りっぽくなったりします。

各種塗り分け
左から水彩、アニメ、厚塗り、水彩+アニメのギャルゲ塗り…
を、マウスで塗ったもの。これまで塗ってきた感覚からそれぞれの特徴と用途を述べると…

☆水彩☆
水分量を多めで描く淡いタッチのに向いた塗り。
背景とキャラをこれで塗るとしっとりとした画風になり、良い具合に双方が馴染んだ優しいになる。また、アニメの背景にも適した塗りで、遠くにある山、風化した壁の表現や遠近感を表すボカシとしても使用できるオールマイティな塗り。

☆アニメ塗り☆
ベース色、影、ハイライト、とキッチリ分かれる最も簡易な塗り。
キャラクターには適しているが、背景には適さない塗りである。アニメ塗りの背景にグラデーションを多用したCG全開な背景もあるが、質感はやはり水彩や厚塗りにはかなわない。

☆厚塗り☆
リアルに向いた塗り。
アニメ塗りの倍以上に色を重ね塗るので質感がまるで違う。
また、重ね塗りによって奥行きや凹凸感も強く出る。
柄によって塗り方も変える必要があり、(ドラゴンとかは荒々しいタッチでムラを入れまくったり、逆に萌え系ならムラを極力抑えて丁寧に重ね塗る)粗いようでとてつもなく繊細な塗り。アニメの背景にも適した塗りである。

☆ギャルゲ塗り☆
別名エロゲ塗り。水彩とアニメの中間みたいな塗りである。
アニメ塗りの色調差を水彩のように馴染ませて柔らかな塗りにしてあるのが特徴。ただし水彩のような味のある塗りムラが一切なく、静止画に向いた塗りで背景がないと寂しいのが欠点。最近では綺麗すぎるが故に発生するCG臭さを解消する為、故意にムラを入れて描き手の味を残すものもあるようだ。

…といった感じかな。
組み合わせ方で表現の幅はもっと広がるだろう。キャラクターのデザインはとにかく自分の頭で、足を使って考える事。旅先で見たもの、食べたもの…家に徘徊する虫や動物をヒントにゼロから考える。あとは世の流れに合わせた趣向を取り入れ、何度も描き直して形にしていく。色塗りと同じように単体では味気ないものでも複合すれば形になるものです。版権はあくまで体のラインを覚える為の教本として。遠回りなやり方ですが、想像力は結局自分で考えなければ絶対身につかない。それはやがて描き以外の仕事でも大いに役に立つ。
参考書各種
こちらが例のジブリ画集と制服百科。
制服百科は今まで適当に描いていた制服の作りをキッチリ勉強する為に購入した、実在する100校の制服が描かれたもの。これをベースとしてデザインを組めば100キャラ分は易く組める筈、と思う。専門外とつまらないプライドは捨てて、どんどん苦手なものに挑戦するぜ。ジブリ画集はおなじみ、もののけ姫やハウルの動く城等の背景画集で、左にあるのはジブリ編集によるイノセンスやパトレイバーに使用された背景集。ちょっと高価だけど、読んでみる価値はあるかと。

Tag:イラスト 萌え sai 看板娘 CG オリジナルキャラ

COMMENT 2

青7中押し  2010, 09. 22 [Wed] 12:45

失礼します

突然のコメ失礼します。青7中押しと申します。
塗りに悩んでいたところこの記事が参考になりましたので思わずコメントしてしまいました!w
今後も参考にさせていただきますmm

駄文失礼しました。

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貧蛇  2010, 09. 23 [Thu] 17:56

厚塗り講座のはずが

あ…アレ?結局全部やるそうです(爆)

>青7中押しさん
いらっしゃいませ!
今回は自分が感じたままの特性と用途のみを羅列しただけでちょっと解りづらいので、次回からは厚塗りをラストにした個別の塗り方を紹介していく予定です。参考になれば幸いです!

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