ひつまぶしっ!

一粒で三度おいしい、そんな創作ブログ。

料理は、イラストである。

おせち改1
三点透視の講座は明後日に持ち越して、今日は修行期間中のお話。
これは以前挑戦した手毬寿司おせち料理に組み込んだ宝石手毬寿司。約二ヶ月間はこうした料理や参考書をちょくちょく読んだり、絵の方はパースと背景ばかりマウスで描いていました。というのも、前記事にも書いた通り、 封印中
ブログ休業直後に左手親指の神経を仕事で切ってしまい、ショートカット類のボタンを押すだけでも辛かった為、料理は片手で、絵はマウスでの作画を余儀なくされたのです。拡大縮小が片手でできるだけでも助かりますしね。なのでおせち料理も片手で握れる手毬寿司、絵はドット打ち感覚で十分対応可能な厚塗り背景、パースに専念する事にしたのです。

煮しめ
現在でも痺れが残っており、ペンタブの本格的な出番はまだ先になりそうですが、結果的には良かったと思います。この怪我のおかげで色々気付かされたスキルがあったから。ゲームができなくなった分、絵に集中できるようになった事、厚塗り技術を料理のトッピングにも転用、双方のスキルアップに繋がった事。得られたものも大きかった。同時に腕が二つある、という当たり前の事がとても恵まれているとも感じました。

五体満足のくせにあれができない、これができない、と文句ばかり言っていた自分の幼稚さ。そんな余裕があれば明日には両手が無くなっているくらいの危機感をもって挑むべきだ。血の滲むような努力はしたのか?最低一年は勉強してきたのか?実力もないのに他者の技術に対して解説君を気取り、個性だからと自分の絵に逃げていないか?

血はいっぱい流したけど(当日から料理リハビリで開傷)
俺、まだ一年分もしっかり勉強はしていないんですよね(爆)弱音を吐く権利などないのだ。
おせち改2
とはいえ、最近の「自分で考える力」の低下ぶりには危機感を抱かずにはいられない。教本やアニメ、漫画、ネット情報…誰かの用意した答えに依存し続ければ、この国はどうなるか。同じように用意された仕事にすがっていただけの派遣…あれの大規模な末路を辿るかもしれない。物作り日本、このままでいいのか?俺は悔しいのでアウトサイドを貫く。どこにも属さず…遠回りし、苦悩し続けながら一本の包丁の如く己を研ぎ澄ましていきたい。

2 Comments

しみずたく  

 お久しぶりです。そして遅ればせながら、ブログ復活おめでとうございます!
絵は門外漢の私でも、貧蛇さんの技術が向上していることが、はっきりとわかりました。

 ご自分が習得した技術を、一連のパース関連記事のように、
平明に、理論的に説明できるというのは、本当にすごいです。

 この記事は・・・私のような人間には、大変耳に痛い内容です。
私も、しっかり自分の現状と向き合って、音楽を創っていきたいと思います。
指の方、お大事になさって下さい。・・・お邪魔しました。

2010/02/10 (Wed) 22:30 | EDIT | REPLY |   

貧蛇  

>しみずたくさん
お久し振りです!
いやいや、音楽作りはまた別と思います。絵の場合は対象をそのままなぞれば良いのに対し、音楽は絵から独自の感性でイメージを膨らませて作曲しなければなりませんし…そういったものは自分にはありませんし、誇れる技術と素直に憧れます。

講座は自分がやりたかった、欲しかった描き方をそのまま要点のみ紹介してきましたが、今のところ役に立てているようで光栄の極みです。こういった講座という形で自らにプレッシャーを与えるのも、また一興(ぇ

2010/02/11 (Thu) 02:20 | EDIT | REPLY |   

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