ひつまぶしっ!

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初心者用SAI講座・キャラクター編「髪、瞳塗り」

瞳塗り5
続いて髪と瞳を塗っていきます。
先に塗った肌色と同じ手順でベース色を丁寧に塗った後、影レイヤーを上に作成してクリッピング後に影を塗ります。

↓続きます↓ 髪塗りベース
まず髪のベース色を塗ります。
※ここでは肌色部分と背景に色がはみ出さないように塗ってください。髪飾りやヘッドドレスのような髪の上に位置する部分にははみ出してもOKです。

髪部分の線画がキッチリ途切れもなく描かれていれば、基本編のような自動選択ツールで色を一発で塗れますが、複雑な髪の場合、意識して繋ぐのは大変なので、自分に合った塗り方で塗ってください。

髪の影クリッピング
髪色のベースを塗り終えたら髪の影用レイヤーを上に作成し、髪色レイヤーとクリッピング。

髪の影塗り
そして肌色を塗った時と同じように影を入れていきます。
ここでちょっと手を加えてみましょう。
今塗った髪の影レイヤーの上にもう一枚レイヤーを作成し、グラデーション(異なる2色の色や濃淡が滑らかに連続して変化してゆく表現)を掛けてみます。


☆クリッピングの重ね掛け☆

髪のグラデーションクリッピング
影色レイヤーの上にグラデーション用レイヤーを作成し、更にクリッピングします。これでは影レイヤー部分にしか彩色できないんじゃないの?と思われるかもしれませんが、大丈夫。
クリッピングは幾つ連結しても一番最初のクリッピング先にしか適応されないからです。

※ただし、クリッピング間に新規レイヤーを割り込ませると、クリッピング機能はその新規レイヤーに適応されてしまいます。再び最初のクリッピング先と連結させたい場合は、その新規レイヤーからもクリッピングを掛ける必要があります。
髪のグラデーション
わかりやすく濃い目に下から上に向かってグラデーションを塗ってみました。塗り方は大きめのサイズのエアブラシで濃さを30%くらいまで下げ、光源(この絵では右上)に向かって数回黒色で吹き付けます。そのままではムラが出るので、濃さを10%まで下げた水彩かぼかしツールで同じように数回光源に向かって走らせて馴染ませます。馴染ませたら半透明処理を使って好みの濃さに調整してください。

※影はグラデーションのみで塗ると立体感があまり感じられないので、メリハリのある影と重ねて塗ると効果的です。

瞳塗り1
次は瞳を塗っていきます。
瞳の色レイヤーは肌色レイヤーの上に作ります。
まず、瞳の白目部分を塗り、

瞳塗り2
その上に瞳のベースとなる色を塗り、

瞳塗り3
さらにその上にまつ毛と瞳孔を塗ります。
各々の塗りを白目、瞳ベース、瞳孔、まつ毛、といったレイヤーに細かく分けておくと描きやすいですが、ひとつのレイヤーで全て塗っても構いません。
瞳塗り4
次にまつ毛の下に影を入れます。
白目レイヤーの間に影用レイヤーを作って塗ってもいいし、レイヤーを節約して直接白目に塗っても構いません。最後にハイライト(瞳や肌、髪の光沢)を入れて魂を入れておげましょう。

瞳塗り5
ハイライト用のレイヤーは常に塗っているグループの一番上に設置して、ブラシ濃度を20%くらい下げたエアブラシで塗ります。ハイライトの大きさ、場所、彩度によってキャラクターの印象は大きく変化します。これは各々の持つ個性の分かれ道なので、色々試しながら自分好みの描き方を探してください。


☆ハイライトを鮮やかにしよう☆

合成モード1
ここでハイライトをより鮮やかにする「加算」を使ってみよう。
レイヤーパレットの上にあるこの「合成モード」を開いて、

合成モード2
出てきた一覧から「加算」を選びます。

加算設定中
すると現在選択中のレイヤーが加算モードになるので、
ここでハイライトを塗っていきます。

瞳のおい焼き
加算を加えると、同じハイライト(白色)を使ってこのような差が出ます。通常のハイライトはただ白いだけですが、加算を加えた方は下レイヤーの色を反映して鮮やかな光沢になっているのが確認できると思います。このように加算は髪や瞳、肌の光の当たる部分に使用していきます。状況に応じて別色の明るい色を選択して塗っても効果的です。逆に「乗算」モードにすると下レイヤーの色に作業中の色が乗算されて濃い色になります。こちらは半透明処理を併用して影塗りなどに利用すると良いかもしれません。

~ここまでのまとめ~

①肌と同じ手順で髪を塗る
②クリッピングの重ねがけでグラデーションを塗る
③同様の手順で瞳を塗る
④ハイライトを加算モードで鮮やかに塗る


服とアクセサリ塗りに続きます

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